山口県山口市の湯田温泉の史跡 「御茶屋臨野堂跡(おちゃやりんやどうあと)」を紹介します。
御茶屋とは
御茶屋とは休憩所のことで、今の喫茶店と近いものです。
当時は徒歩移動が中心のため、峠や宿場町に御茶屋が多くありました。
御茶屋臨野堂とは
萩の毛利氏が他藩の来客用に設けたお茶屋、接待所です。
幕末になってからは数々の維新の志士が密議に使用しました。
- 吉田松陰
- 高杉晋作
- 桂小五郎(後の木戸孝允です)
などなど
御茶屋臨野堂跡【現在】
現在の臨野堂は石碑のみとなっています。
後ろが居酒屋で、史跡跡とお店が同化しています。
「臨野堂」がほとんど現存していないことを考えると、見た目には少し寂しいかもしれません。
ただここに維新の志士が集まっていた密議していたことを考えると、ロマンがある場所ですね。(今は居酒屋なので、友達で集まって似たことができるかもですね)
アクセス
JR山口線の湯田温泉駅から徒歩15分程度です。
某老舗ホテルの裏側で、史跡「瓦屋跡」の道路を挟んで対角線上にあります。
以上です。