この記事では以前の「紅葉館 藤原義江記念館」への道中を紹介します。
「紅葉館 藤原義江記念館」とは
下関で最初の外国系商社「ホーム・リンガー商会」の代理店である「瓜生商会」が、支配人の子息のために建てた私邸です。
現在は瓜生商会の支配人であった藤原義江の資料館なので、「藤原義江記念館」という名前になっています。別名で「紅葉館」とも呼ばれています。
一時期は英国領事の住居としても使用されていました。
「紅葉館 藤原義江記念館」への道
李鴻章道の端から歩く
スタート地点は以前歩いた李鴻章道の端っこです。
【参考】
山口県下関市の李鴻章道(りこうしょうどう)を歩いたので紹介 - 防長民のぶらぶら放浪記
こちらは薄暗くコーンが置かれており、観光地らしくない道のりに見えます。
しかし奥のほうで何やら小さい看板を見つけました。
「紅葉館 藤原義江記念館」の看板
看板に何やら書いています。
この先に「紅葉館 藤原義江記念館」という建物があるという内容です。
石段
看板だけだと何の建物か分かりませんでした。
一体何の建物か確認のため歩いてみました。
しばらく妙な道が続き、その先に下関らしからぬ(失礼)異国情緒あふれる石段がありました。
途中の扉
石段の途中に扉が見つかりました。
個人宅なのかと思いましたが、表札はありません。
ただ先ほどの看板から一本道でした。
ここで間違いはなさそうなのでそのまま入りました。
扉の先
左側には椿の花が咲いており、散りばめられたのように花が道に落ちています。
そして右側には洋風のレンガの壁がありました。
とても整えられたおしゃれな洋風な道です。下関らしからぬ(略
「紅葉館 藤原義江記念館」前
坂を登りきると、目的地の藤原義江記念館に到着しました。
意外に現代的な造りのため、旧学校跡か何かかと思いました。
少し意外な趣の建物でした。
建物の上部も撮影しましたが、やはり少し前の学校や公民館みたいな外観です。
(最初は道を間違えたかと思い、地図を確認してしましました。)
しかし、入口には「登録有形文化財」と記載されています。
ここが「藤原義江記念館」で間違いありません。
扉の下には、なにやら看板が置いてあります。
「ナポリの海でうたっています」
何か意味があるのでしょうが、私は分かりませんでした。
呼びボタンを押せばきっと中の人が教えてくれるでしょう。
藤原義江記念館のアクセス
JR下関駅から徒歩40分程度の場所にあります。
他の史跡とも近いので、散策ルートの1つに加えてはいかがでしょうか。
以上です。