山口県周南市の熊野神社を紹介します。
熊野神社とは
周南市の熊野神社は、「紀伊国の熊野大神が巡り来られたことにより創建された」と伝えられる神社です。
新幹線の線路に隣接されています。
創建:推古天皇31年(623年)
祭神は以下のとおりです。
- 伊弉諾命(いざなぎのみこと)
- 伊弉冉命(いざなみのみこと)
- 事解男命(ことさかのおのみこと)
境内には以下のようなものがあります。
- 徳山百樹のクスノキ
- 報徳之碑
熊野神社の風景
熊野神社の風景を撮影してみました。
高架下から見た熊野神社
熊野神社は新幹線の線路と隣接しています。
高架のすぐ近くに熊野神社の鳥居が見えます。
熊野神社の鳥居
鳥居にははっきりと「熊野神社」と記載されています。
全国に沢山ある熊野神社のうちの1つであることがわかりますね。
狛犬達
狛犬達を撮影しました。
こちらは2対の狛犬のうちの左側です。
こちらは2対のうちの右側です。
右側の狛犬は「えっ」っという顔をしています。
参道・本殿
参道は歩きやすいコンクリートです。
この先に見えている建物が本殿です。
右に手水舎があります。
そしてこちらが本殿です。
新しく見えるのはもちろん、徳山大空襲で一度焼失したためです。
徳山百樹
こちらには市内最大のクスノキがあります。
戦災により一部が枯れ、さらに山陽新幹線の線路の敷設で更に上部が切られました。
なんとも不運なクスノキです。
角度を変えるとこのように分かりやすいのですが、新幹線の線路のほうに伸びる幹がバッサリ切られています。
表面が少し荒れているのは戦災の影響だと思われます。
新幹線の線路の真横から見ると、クスノキを含め木々が一切当たらないように伐採されています。
大胆ですが、そういう時代だったんでしょうね。
ちなみにクスノキはオスの木、メスの木の2対の為、もう1つあるらしいのですがそれはこの細いほうでしょうか・・・。
報徳之碑
岸誠明という人物が大正2年(1913年)に、大野直輔に向けて書き記したとされる報徳之碑が境内にあります。
どちらの人物も詳細は不明なのですが大野直輔については、幕末に活躍し造幣局や銀行局長をしていたようです。
線路側の鳥居
実はこちらの神社は新幹線の線路側にも鳥居があるのです。
こちらをくぐって左に向かうと不思議なものが・・。
これは何だろう。
「明治二十六年十二月十日」との記載がされていますが、詳細が不明でした。
歴史的建造物で、触れてはいけないものではないと思うのですが。
アクセス
JR徳山駅から線路沿いに歩いて、15分程度の場所にあります。
以上です。